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カラスは町でも見られる身近な鳥。群で敵を追いはらうようすや、すぐれた知能を使ってたくましく生きる姿を追います。
以前カラスに襲われたことがあり、それ以来親子でカラスは苦手です。
が、この本を読んでカラスのイメージが変わりました。
カラスの視点で日々の暮らしを見つめると、カラスが食料を得ることの大変さや人間の身勝手さが浮かび上がってきます。
こどもに至っては
「カラス、かわいそう〜」
とすっかりカラスの味方です。
出版されたのは少し昔ですが、今読んでも十分読みごたえがありました。
普段は絵のきれいな物語などを読むことが多いのですが、たまにはこういう本も良いですね。 (夜の樹さん 30代・ママ )
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