10代の女子は、さまざまなコンプレックスにさいなまれる年頃。悩みを抱えながらも、自分なりの方法でそれを改善しようとすることもあるし、理想と現実のあまりのギャップにどうしようもないこともあるでしょう。大人から見るとたいしたことがないと思えることでも、死にたくなるくらいつらかったり、恥ずかしかったり。 そこで本書は、自らの中学時代に、中学受験に失敗して似合わない制服の地元中学に通うことになり、ぷよぷよの太めな体型、部活も続かず、歯列矯正もしなければならず、さらに中学2年でお父さんが急死と、「真っ暗な青春」を歩みかけていた著者が、悩みの底から立ち上がるためのヒントと具体的なアドバイスをつづりました。 コンプレックスや悩みの数々は、自分という人間をつくりあげ、自分の人生を開くカギだと著者はいいます。コンプレックスの数だけ、自分が変われる、成長できる、成功できるチャンスになることを教えてくれる本です。
こちらの著者横森理香さんは、女性のライフスタイルを提案するエッセイスト。私も横森さんの本を読んで、何度も勇気付けられました。
こちらの本では、中学生にもおおらかで清々しいアドバイスを、ユーモアたっぷりに語ってくれています。
人生は長いのです。今悩んでいても大丈夫。「中学時代にイケてない人ほどステキに変身できるのです」なんて横森さんらしいアドバイスなんだろうと、嬉しくなりました。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子15歳、男の子12歳)
|