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戦争への反省と平和への希求という大きなテーマに真正面からとりくみ、格調の高い文体によって人びとに大きな感動をあたえた、戦後児童文学作品のなかの古典ともいえる名作。
ビルマの竪琴を読んだのは小学生時代でした。このお話を読んだ時、水島上等兵の生き方にとても惹きつけられたのを覚えています。あれから何十年もの歳月が流れました。最近、このお話を読みましたが、太平洋戦争が終わっても一人今のミャンマーにとどまり、僧となって同胞の霊を弔うということにとても感動しました。これは生きるということをしっかり考えさせてくれると思います。 (水口栄一さん 60代・その他の方 )
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