歌の才能に恵まれている孤独な少女ユンは、記憶を失った少女を救ったことで、砂漠の街エスタの秘密の扉を開けることになる。
巻末で作者自身が書いておられましたが、少し熱くて乱暴なお話ですね。
いつもググーッと引き込まれ、溺れるように読む村山さんの作品ですが、そこまで入り込めず、また壮大な歴史のなかに他作品で思い当たるものが多数あって気になって(笑)
年表の中に、他作品も盛り込んでおいて欲しかった。
それでもやはり『はるかな空の東』がホームベースストーリーだったのですね。同じ世界観で読めて嬉しかったです。
小学校高学年〜だと入り込んで読めるでしょうか。壮大な世界観が裏にあるのを、説明としてではなく、ストーリーとして展開して欲しかったなぁ。 (てぃんくてぃんくさん 40代・せんせい 女の子12歳)
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