「きょうから ひとりで ねます!」 勇ましく宣言した、ここちゃん。パパとママにおやすみを言ってベッドに入りましたが、ちっとも眠くなりません。窓の外はまんまるお月様。月明かりがベッドを照らします。 すると・・・窓の外から、「ここちゃん、ねむれないの?いっしょに ねてあげようか」 ガラスに映る長い耳、はっくしゅん、と、くしゃみをしているのは、いったい誰でしょう。 窓から入ってきたのは、かぜひきうさぎさん! 「コン、コン、コン。いっしょに ねてあげようか」 今度は、おしゃれはりねずみさん。 ここちゃんを心配して次々お友達がやってきます。けれどもみんな集まったらベッドの上は大騒ぎ。これでは、ここちゃん眠るどころではありません。 ここちゃんは、いったいどうしたのでしょう?それは本を読んでのお楽しみ。
この絵本を読んでもらうのは小さな子どもたち。だけど、お姉さん気分のここちゃんに自分に重ねて、ちょっとだけ小さ背伸びしたくなるんじゃないかな。 それにしてもここちゃんのおふとんカバーの可愛いこと!絵本の見返しにもなっていますよ。 おやすみ前に読みたい、とっても愛らしい絵本です。
(掛川晶子 絵本ナビ編集部)
ひとりでベッドに入ったここちゃんは、ちっとも眠くならない。トントントン。窓から入ってきたのは、かぜひきうさぎ、おしゃれはりねずみ、虫さんたち。ここちゃんのベッドはお友だちでいっぱい…。
ゆっくとすっくシリーズの絵も書いている、さこももみさんの、すごくかわいい絵本です。
さこももみさんの絵が大好きで、不思議と図書館でさこももみさんの絵本をすぐ見つけられる私。
3歳の娘は図書館では、絵本の表紙をみて読む読まないを秒殺で決めますが、この絵本は表紙から釘付け。
かわいい!よむ!
女の子が大好きなタッチで、虫たちもすごーくかわいいので、楽しいです。寝かしつけしたら、のラストに親はくすりと笑えて、いつかうちの子もこういう日がくるのだなぁと、きゅんとせつなくもなります。
おなじここちゃんシリーズの、かたっぽさんはどこですか?も同じメンバーが出てきて楽しめるので、こちらを気に入ったらぜひ読んでみてください。 (mimi☆さん 40代・ママ 女の子3歳)
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