遊んで学べる絵本として大人気、香川元太郎さんの「迷路絵本」シリーズ。 待望の第11弾は、「動物の迷路」です。さて、香川さんが動物をテーマに迷路をつくると、一体どんな世界が広がるのでしょう。
舞台は秘密の動物園。何でも「動物が出入りするという、うわさのビル」があるという。中に入ってみると、行く先がわからない謎のエレベーター。その階につくと目の前に広がっていたのは・・・? 導入を聞いただけでもワクワクしてきますよね。 最初に登場するのは、「ウサギの林」。ウサギのエサを持って、ウサギの看板のある所を探しながら迷路を通りぬけてゴールを目指します。更にかくし絵としてウサギの天敵が隠れています。クイズも解いていきます。そうして無事に次のページへと進むと待っているのは、「コアラの庭」「ヘビの川」「インパラ草原」「コンドルの崖」「ゴリラ公園」「ムササビの夜」「クマの山」「ライオン岩」「ゾウ広場」「アシカのプール」「絶滅危惧種研究所」の全12場面。動物好きにはたまらない、緻密なスケッチにより描かれたかっこいい動物たちが、各場面で夢の競演を果たしています。
各見開きページで楽しめる迷路は2つ。簡単に通り抜けられる迷路とむずかしい迷路です。動物たちのすぐそばを通れるように、地面や高い木の周り、水中にまで通路がのびています。特に迫力のトラの横を通りすぎる時には、なかなかの緊張感が必要です。隠し絵もこのシリーズの大きな楽しみのひとつ。思わぬところに思わぬ絵、たくさんの絵が隠れています。じっくり細かいところを見ているだけでは、全てを見つけることはできませんよ。時には画面を離して見たりするのもポイントですね! クイズは答えを探すことで、さらに動物の秘密に触れることができるので、ますます興味をひかれていくはずです。子どもたちは遊ぶ喜びはもちろん、この絵本を通して知識を得る喜びも感じているに違いありません。なぜならすでに大人の私が夢中だからです!!
さて、最後のページまでたどりついちゃったら・・・。 今度は動物園のあちこちにいる、虫や小さな生き物を見つけにもう一度動物園を探検してくださいね。 何回だって遊べるのがこのシリーズの最大の醍醐味です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ベストセラー「遊んで学べる」迷路シリーズの第11弾! 「ゴリラ公園」や「クマの山」などにある迷路を通り抜け、かくし絵を見つけよう! 動物の名前から分類や生態まで、遊んでいるうちに自然と知識が身につきます。また、一つの場面には、3歳くらいから楽しめる「かくし絵」探しや、難易度の高い「むつかしいめいろ」まで様々な設問があり、家族みんなで夢中になって遊べます。各場面に登場する「イージワル星人」や回文クイズも見つけてみよう! <内容>動物が出入りするという、うわさのビルに入ってみよう! 「ウサギの林」→「コアラの庭」→「ヘビの川」→「インパラ草原」→「コンドルの崖」→「ゴリラ公園」→「ムササビの夜」→「クマの山」→「ライオン岩」→「ゾウ広場」→「アシカのプール」→「絶滅危惧種研究所」
本書発売にあわせて、「迷路クラブ」を発足! クイズに答えると、抽選で1,000名様にレジャーシートが当たります!
息子がこちらのシリーズの「お化けの迷路」にはまっていて、動物の迷路も読みたがったので、図書館で借りてきました。
お化けの迷路は少し難しく感じましたが、こちらの絵本は少し簡単だと思います。
私も息子も隠し絵にはまっていて、毎晩寝る前に探しています。(寝る前に読むと、少し脳が興奮してしまって寝付けなくなるかもしれないので、注意してくださいね笑)
ゲーム感覚の絵本が好きな方にはオススメです。 (ちびっこおばちゃまさん 40代・その他の方 男の子3歳)
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