「今日は、いい天気だよ」と言って、手足の不自由な男の子きよぼうのお母さんが庭にござを敷いてくれました。好奇心の旺盛なきよぼうは、ござをうまく動かし庭を移動して、虫や花を観察したり、隣の子と遊んだりします。子どもらしい好奇心や喜びが、明るくほのぼのとした光や空気の中に描かれます。
我が家の娘は3歳で幼稚園に通ってます。彼女は今まで障害のある人たちをみたことがありませんでした。そういう私も今まで殆どお話したりしたこともないぐらい自然に障害の人を受け入れる環境にはありません。だから娘にはそういう人もいるんだよということを小さいころから知っているほうが受け入れやすいだろうと思ってこの本を読みました。この本では障害のある子そうでない子もごく自然に遊んでいてほほえましいですよ。娘の感想はこういう自分で思うように体を動かせない子どももいるんだということに驚いているようでした。 (マオルーンさん 30代・ママ 女の子3歳)
|