名作『西遊記』のとんでもね〜前日談!
日本でも31億円の大ヒットを記録した『少林サッカー』のチャウ・シンチー監督最新作が6年ぶりに上陸。 今回の題材はかの有名な『西遊記』。三蔵法師、孫悟空、猪八戒、沙悟浄が旅をともにするようになる前段階の話を、シンチー節炸裂でお届け。中国本土ではすでに200億円を突破し、大ヒットした作品です。本書はそのノベライズです。
中国は唐の時代。 妖怪ハンターとして日夜修行の旅を続ける玄奘(のちの三蔵法師)。彼は、妖怪を倒すのではなく、「わらべ歌」を使って内に潜む“魔”を排除し、善きものとしてリスタートさせようと奮闘中。しかし、うまくいかずに苦悩する。 そんな中、突如彼の目の前に現れた同業者の女性ハンター・段は、武力で妖怪を倒していく。
ある日、メガトン級の妖怪・猪剛烈(のちの猪八戒)に苦戦し、命からがら逃げたふたり。猪剛烈を“救えなかった”玄奘は、師の教えにより500年前に如来によって封印された伝説の悪猿・孫悟空を探しに行く。そんな玄奘を段も追うが、そこではとんでもない結末が待ち受けていた・・・。
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