男の子はゾウに声をかけます。「ぞうさん どいて」。ゾウは答えます。「だめだめ、いま バナナをたべているところ」。そこで男の子は「じゃあ ぼく、おなかのしたを くぐっていくよ」と、先へ進みます。カバもヘビも飛び越えて、男の子が最後に会ったのは、リュウでした。男の子はリュウに乗って空を飛びます。「おひさまも おつきさまも どいて どいて」と……。
体操教室で読んでいただきました。三歳の我が子はタイトルを聞いた瞬間に、どいてって言ったらダメよね!とこっそり言っていました。ですが、話を読み進めていくと、色々な動物が出てきて通り方が面白かったので楽しそうに見入っていました。 (あのみさん 30代・ママ )
|