いつのまにか、ぼくのてのひらにできてしまったちいさなまち。まちはどんどん どんどんおおきくなってゆくけれど…… てのひらの上にできた、ちいさなまちのふしぎなおはなし。ぼくのなみだは、てのひらのまちでは、あめとなり、ひとびとはかさをさす。のびやかで自由な絵と物語の世界。ちいさなお子様ならきっと何度も読みたくなってしまいます! おとなのあなたなら胸がドキっとして、懐かしい自由な空想の世界を思い出すことでしょう! 第9回新風舎えほんコンテスト金賞受賞作品。
手の平のしわとしわを合わせていたら、道路になってその脇にビルが建ち、どんどん町になってしまうお話です。
どんどん手の平の中で生活をしている人が増えてきて、仕事をしたり、レストランで食事したりしています。
涙を流せばそれが雨になって、町の人は傘をさします。
最後にはヘリコプターまで飛んで来てしまいますが・・・。
「このままだとどうなってしまうのかなぁ」と少しドキドキします。
うちの子供も、手の平のしわを合わせて「これが町になったらどうするー?」としばらく言っていました。
ホントに町になったら、楽しいけど、かなり困るかもしれません・・・。 (マイメロディさん 30代・ママ 女の子4歳、女の子2歳)
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