タケコプターが本当にあったら、空を飛べるのか? かめはめ波を撃つには、どうすればいい? アニメやマンガでおなじみの現象を科学的に検証すると、オドロキの結論がみえてくる。とっても笑える理科の本!
私自身が柳田理科雄さんの「空想科学読本」が好きで、
何冊か持っています。
6歳の息子が明らかに科学好きなので、
ぜひ息子にも柳田理科雄さんの本を読ませてみたいなと調べたところ、
ジュニア版が出ていたので購入してみました。
内容としては以前の空想科学読本を書き直したもので、
私にとっては目新しさはないのですが、
息子もよく知っているアニメや絵本についてセレクトされていたので、
息子も興味を持ったようです。
ただし、6歳児にはちょっと難しい。
親の解説が必須です。
一人読みならば、小学校中学年以上が適当かと思います。
6歳児でもわかりやすく、息子が気に入った箇所として。
〇「かめはめ波」の出し方の解説。
本当に出せるのか?
出す場合はどうすればよいかが、わかります。
〇あんぱんマンの顔は実際は何人前か。
重さは112キロ。800人分。
これを何メートルも投げるバタ子さんは相当な怪力であることがわかります。
〇「100まんびきのねこ」には1兆匹のネコが出てくるが、実際飼えるのか。
1兆匹のネコを縦横同じ数に並べると1辺は100万匹。
ネコの身長を45センチとすると、
1兆匹のネコの専有面積は6万7500平方キロメートル。
四国と九州を合わせた面積よりも多くなるそうです。
ちなみに1匹が200mlの水を飲むと、1兆匹のネコで、2億トン。
東京都の水道料金だと1日で808億円だそうです。
ほかにも、
宇宙戦艦ヤマトの船内にはなぜ重力があるのか。
トトロはどういった生物か。
などなどにこういった解説がついています。
科学好きな子なら、はまること間違いないと思いますし、
これを読むことで科学に興味をもつきっかけにもなるかと思います。 (Tamiさん 40代・ママ 男の子6歳)
|