テントウムシが雑木林をあるいていると、しゃりしゃりしゃり不思議な音が聞こえます。どうやらこずえの先の葉っぱの中になにかがいるようです。テントウムシだけでなく、ほかの虫たちも大さわぎ。しばらくすると、葉っぱにちいさなあながあいて、ぽとーんとなにかがおっこちました。またまた虫たち大さわぎ。気がつくと、あちこちでぽと−ん、ぽとーん。おまけにぴょんぴょんはねだしました。その正体は、葉っぱの中で葉っぱをたべて、葉っぱをつづって小さなまゆをつくる、ちいさなちいさなゾウムシでした。 おはなしを通じて、身近な雑木林で新発見ができる可能性を伝えます。
図書館で見つけ、その面白いタイトルに興味を持ちました。
ぴょんぴょんむしとは、キンケノミゾウムシのまゆ。作者さんがつけた呼び名だそうです。
虫と聞くと、ちょっと敬遠したいなと思う方なのですが、こちらの絵本の中の虫たちは、みんなユーモアたっぷりに可愛らしく描かれているので、見ていて楽しかったです。
「ぴょんぴょんむし」は特に珍しい虫ではないようで、コナラやクヌギの木の下で見つけることができるようなので、息子たちと、「見つけてみたいね」と盛り上がりました。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子11歳、女の子8歳、男の子6歳)
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