親子ではまってしまう、香川元太郎さんの「迷路絵本」シリーズ第12弾は、水の中の生き物や魚たちと一緒に川や海、深海の世界へ大冒険!
今回は今話題の深海魚やダイオウイカをはじめ、美しい海や川の生き物たちが住む水の国を旅しながら、迷路やかくし絵に挑みます。色とりどりの海の魚や浮遊する美しいクラゲの群れに戯れたかと思えば、熱帯の巨大な川の魚が群れをなして泳いでいたり、また見たこともない深海魚たちが暗闇の中で一斉に光っていたり。そんな大迫力の場面の中をかくし絵やクイズにこたえながら進む迷路は最高に大興奮なのです。
さて、一体どんなドキドキが待っているのでしょうか。少しのぞいてみましょう。 まずは身近な水族館からスタート。 子どもたちが手にした「ちらし」には、「○○○を見つけて水の楽園へ!」と書かれています。白くてまるい何かは水族館のあちこちに落ちているから必ず見つけてね。どうやら、水の楽園にいくためにこの見つけた何かを庭の池で身に付けると水の中で息ができるようになるみたい。そこから先は、あっと驚く12の水の世界が待っています!その世界に登場する水の生き物や魚はおよそ250種類というのだから驚きです。巻末にそれぞれの世界の生き物や魚の名前が載っているので、是非とも気になる魚がいたら名前を覚えてみましょう。
もちろん、迷路やかくし絵以外の部分でも作者の香川さんからのクイズに答えたり、巻末にある水の世界にに入り込んでしまった現代人の忘れ物(「スマホ」や「春巻き」「ランドセル」など)や水の神様や妖怪などが今回も遊び心たっぷりにまぎれこんでいるので、探し出しましょう。絵本の中の生命力溢れる豊かな水の世界に感化され、子どもたちはこの絵本をきっかけにたくさんの水の生き物たちに出会うに違いありません。子ども以上に大人がはまってしまうかも(笑)。
見返しのそでにも、香川さんが絵本の中におさめきれなかった「はみだしクイズ」もありますし、何回でも何時間でも楽しめてしまうこの絵本の醍醐味。そうそう、いい忘れましたがすべてのページに文字の書かれたビンがあって、全部見つけるとメッセージになるらしい・・・。き、気になる。まだまだ見つけなければならないものがたくさんありそうです。 それではもう一度「水の国」へいってらっしゃーい!!
(富田直美 絵本ナビ編集部)
ベストセラー「遊んで学べる」迷路絵本シリーズの第12弾は、魚と水の生き物の迷路です。「水族館」や「クラゲの国」などにある迷路を通り抜け、かくし絵を見つけましょう! 本書に登場する魚と水の生き物の種類は、およそ250種。読み進めるうちに、魚と水にすむ生き物たちの知識が自然に身につきます。
定番の「かくし絵」さがしや「めいろ」のほか、今回は、「ロングめいろ」や「細かいめいろ」「裏クイズ」といったユニークなものもあります。さらに、4ページにわたる「特大パノラマ迷路」というものもあり、今回の迷路絵本の最大のポイントになります。
内容は次の通りです。「水族館」→「川と池の国」→「熱帯魚の国」→「海岸の国」→「回遊魚の国」→「クラゲの国」→「サンゴ礁の国」→「深海の国」→「光る生き物の国」→「寒い海の国」→「巨大魚の国」→「水の妖精の城」→「妖精の島」(特大パノラマ迷路)
こちらの迷路シリーズは,幼児〜小学生まで楽しめるシリーズだと思います。
たくさんのテーマで出ていますが,今回は「水の国」。
水族館から始まり,色々な水の世界を楽しめます。
普段子供が海などに潜ることはないので,海や川の世界を疑似体験できるような絵本でとても面白いと思いました。
迷路や探し遊びやクイズとありますが,イラストだけでも十分見応えあります!
たくさんの水の中に住む生き物たちが美しく描かれていますよ☆ (まゆみんみんさん 30代・ママ 女の子5歳)
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