働かず毎日寝てばかりのじらぁ。ある日、母親にシラサギがほしいと言います。金持ちの家の木にのぼったじらぁは……。沖縄の昔話。
沖縄の昔話で、絵は版画です。怠け者のじらぁですが、年とった両親のことを考えているなあとその点は感心しました・・・・・・・年とってからの子どもにはとくに親でもじいさん・ばあさんのように甘えて育てるような気がしました。可愛い一人息子の為に、方々からお金を借りてほしがるしらさぎを与える。理由を聞いても教えてくれなくても息子を信じているし、息子可愛さが滲み出てました。隣の金持ちを騙して、結婚でき、一番よかったのは、結婚式が済むとじらぁが人が変わったように働いたことでした。じらぁの年とった両親も幸せに一緒に暮らしたのもよかったです。ちょっと、義両親になった人とお嫁さんを騙したのは気になりますが、きっと娘さんに惚れたのだと思いました。版画も素晴らしくてよかったです! (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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