読んでいて、何度も不快な気持ちになりました。
働かず、毎日ねむってばかりのじらぁが、
年取った親に、シラサギを買ってくれるように
頼みます。
そもそも、シラサギなんて畑で捕まえたらいいのに、
買わないといけないものを考えるよりも、
同じように白い鳥ではいけなかったのか。
また、お金を借りて、怠け者の息子のために
買う親にも、愛情よりも
叱りもせず甘やかす過保護に切なさを感じました。
そして隣の金持ちをだまして、結婚。
詐欺です。シラサギと掛けているんでしょうか…
最後に、真面目に働くようになることで
少し救いはありますが、
なんの教訓にもお手本にもならず、
困った男の話だなあと
あまり読後感はよくありませんでした。