おおきくても ちっちゃい かばのこカバオのかぞくは、 遠くの町へひっこすことになりました。 すみなれた家とも、だいすきな友だちとも、おわかれです。 カバオはさみしくて かなしくてたまりません。 いやいやながら、あたらしい町へ うつります。 さあ、そこではどんなできごとが、カバオをまっているでしょうか。 9篇収録。
子どもがであうべき、言葉と物語。 『かばのこカバオ』シリーズの3冊目、待望の復刊。 大人が、子どもに読み聞かせてほしい幼年童話です。
★本書は『ひっこしをした かばのこカバオ』(1988年、偕成社)の復刊です。
図書館で読みました。
カバの男の子が、お父さんの転勤でよその町に
お引越しをすることになりました。
大好きな友達との別れ、住み慣れた自分の部屋との別れ。
いろいろなことで胸がいっぱいになってしまいます。
聞いた友達もそれぞれにさみしい思いです。
でも、新しい生活がはじまり、家にも慣れて、やがて友達もできます。
お引越しの子供の心、成長が丁寧に描かれていると思います。
そして最後には、待望のお兄ちゃんになります。 (capellaさん 60代・じいじ・ばあば )
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