人気絵本「こびとづかん」から誕生した、かわいいフェルト人形の、しりとり絵本。 シリーズ累計発行部数270万部を超え、保育園・幼稚園児から小学生に人気を誇る「こびとづかん」から、マスコット人形に変身したこびとたちがたくさん登場。 絵本のなかで楽しいしりとりを展開してくれます。
最初に登場するのは一番人気の「カクレモモジリ」! 甘いモモの実が大好きで、ふと気づくとスーパーの果物売場に隠れていたりするこびとですが、お尻を見せて風景にまぎれこんでいる様子がかわいいのです。 そんな「カクレモモジリ」の「り」の次は……?
「リンボー」。つぶれた空き缶を太鼓のように叩くこびと「バイブスマダラ」のダンスです。 「ぼ」の次は……「ぼうし」。キノコみたいなぼうしをかぶったこびとが登場します。 さあ、こびとがどんどん出てきますよ。 みなさんはいくつ種類が分かるでしょうか?
あれこれ遊ぶこびとたち。遊びつかれて休憩して。 しりとりの最後に出てきたこびとはなーんだ?
キャラクター原作者、「こびとづかん」シリーズ作者のなばたとしたかさんは、自然界のちょっとした現象から想像力をはたらかせて、植物でも動物でもないべつな生き物「こびと」を創り出しました。 それは子どもたちにとって身近な、衝撃的な「こびとの発見」だったにちがいありません。 現在シリーズで発表されたこびとの種類は240種! でも「やっぱりカクレモモジリってかわいいよね」と一番人気の原点に引き戻してくれちゃいそうな絵本です。
ちなみにフェルト人形作者小林雅子さんは「こびとづかん」に出会ったことがきっかけで、羊毛フェルト人形作家として活動されている方。 フェルトのぬくもりを感じる、なんともいえないあたたかい質感にご注目くださいね。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
「カクレモモジリ」の「リ」から始まるユーモラスな「しりとり」を、フェルト人形のコビトたちがおもしろおかしく再現していく、とっても楽しいしりとり絵本です。
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