近年人気沸騰の若冲も少年時代(江戸時代)は、今とかわらず、少年が周りのおとなたちとぶつかる、あるいは手を差し伸べられつつ、迷い、悩み、自分の進む道を見出していく、というテーマは普遍性があり、読者の共感を呼ぶ。若冲に惚れこんだ著者の、初の単行本。
面白かったです!!一気に読みました!!
印象的な表紙です。
象が印象的な、若冲の屏風絵を彷彿とさせます。
内容は、
八百屋の息子として生まれた若冲が、40を過ぎてから、
弟に八百屋稼業を引き継ぎ、絵師としての人生をスタートさせるというところで終わります。
児童書だから、もちろんなのですが
平易な文はわかりやすく、また大人でも十分満足のいくものでした。
本文内に挿絵等はないのが
またすっきりしていました。 (やこちんさん 50代・ママ 女の子14歳)
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