誰かがひとり壊れても、世界は同じように動いていく。 孤独を抱えた少女たちの痛々しい青春を描いて、梨屋アリエが日本の児童文学界に衝撃を与えた問題作!
ブログ『死体写真館』の管理人・弥生、運命の恋を夢見る飢餓状態の愛弓(あゆみ)、周囲の期待にがんじがらめの水晶(きらら)。自殺を決意してケータイで出会った中学生の少女たちは“この間違った世界”を変えるため爆弾テロ計画を企てた。行き場を失くした孤独な少女たちのあやうい青春を描いた衝撃作、待ちに待った文庫化!
中高生向けなのかも知れませんが、あえてその微妙な年齢の子には読んでほしくないような(笑)。
子供を育てる親やこれから親になるであろう大人に、逆に読んでほしくもある本にも思いました。
家庭環境が与える子供の心の問題、考えさせられます。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子12歳)
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