戊辰戦争下の奇兵隊・二本松少年隊、第二次世界大戦下の満蒙開拓青少年義勇軍・沖縄鉄血勤皇隊――それぞれの時代に「兵士」として闘った少年たちを四話のオムニバスで。武器をとり、ときに人を殺し、少年たちは凄惨な戦闘を体験します。今も続く、幼い少年たちを兵力としてかり出す戦争の非常。解説・古処誠二。
命のやりとりをする本当の戦場へ赴く4人の少年の物語たち。
明治維新から第二次世界大戦までの八十年に起こった戦争たち。
単純に戦争は悪だ!と糾弾するものでなく、時代の考え方が読んでいて伝わってきました。今ですと小学校中学校に通っている少年たちが、当たり前のように働いて、戦場へ赴いていく時代。
戦争のことはやはり知る必要があるのだと思いました。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子5歳、女の子3歳)
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