春のある日。庭師がいつものようにふたつのおけをかついで坂道をのぼっている時、足をすべらせてころんで、おけのひとつに小さなあながあいてしまい…。一人ひとりにかけがえのない役割があると教えてくれる絵本。
図書館の新刊コーナーにあって
絵もやさしく素敵な雰囲気
「おけ?」と不思議に思いながらも
借りてじっくり読ませていただきました
これは・・・
庭師が桶を2つかついで
水汲みに行くのです
その庭師が主人公?
と思うと
どうやら穴があいちゃう桶のようです
「役に立つ」という自信?プライド?が
穴が開くことで
「自分は役に立ってない」になってしまうのです
そうなると
心が荒れてしまいます
で、庭師の言葉が・・・
身に沁みます
じわ〜んと
絵の花の道にも・・・
と〜っても「地味」なようにも感じますが
とっても素敵で、大事なお話しです
そして、巻末で
インド生まれの作者の言葉に
また、感動してしまいます
とにかく、まずは、ご自身で
手に取って、読んでみてください
思春期にもいいかな
大人にも、もちろんお薦めです (しいら☆さん 50代・その他の方 )
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