「おおきなドーナツが おちてたよ パンダさんが みつけたね」 次のページの上の半分をめくると、見開きの絵の上半分が入れ替わって、 「ちいさなドーナツが おちてたよ こんどは アリさんが みつけたね」 絵が半分変わったら、大きなドーナツが小さなドーナツに変身しちゃった! 今度は下の半分をめくってみると・・・?きゃー!ドーナツが!?
こんな風に2分割されたページのしかけを一枚ずつめくっていくと、 絵と文章が変わって、「だいへんしん!」をとげてしまう絵本。 ページごとに、あっと驚く展開がいっぱいです。 「子どもの脳を刺激する!」というコンセプトのもとに、 しかけをめくると、絵の中のカワウソさんの数が増えたり減ったり、逆さのだまし絵が現れたり、 バリエーションも豊富で、それぞれ別のパターンの、ちょっと頭をつかう楽しさが味わえるのがポイントです。
帯やカバーにも楽しい変身がかくれていますよ。 忘れずにめくってみてくださいね。
(掛川晶子 絵本ナビ編集部)
おおきなドーナツが、おおきなヘビさんになっちゃった!?ページの上半分、下半分がそれぞれ分割して開くしかけえほんは、めくり方次第でいろいろなお話が楽しめます。ページの上だけをめくって、下だけをめくって、両方めくって変化する様子が、子どもの脳をびびっと刺激してくれる1冊です。
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