1966年 コールデコット オナーブックに輝いた 国内未発表の名作『HIDE AND SEEK FOG』が、 『きりのなかのかくれんぼ』として、初めての邦訳決定!
『しろいゆき あかるいゆき』『きんいろのとき』などの共作で著名なコールデコット賞受賞作家のアルビン・トレッセルトとロジャー・デュボアザンによる国内未発表の絵本が、詩人片山令子氏による訳で初邦訳化決定です!
アメリカ東海岸をモデルに、とある海沿いの町に連日続く濃霧。 視界も悪く大人たちは仕事にも出かけることもできず大弱り。 反面、子供たちは非日常なできごとに大興奮。 かくれんぼにはもってこいの霧だからです。
町を行きかう人びと、その日常を淡々と描きつつも、 次第に霧が濃くなっていく様、晴れてすっきりとした天気に戻っていく様の描き方は、 さすが、アルビン・トレッセルト&ロジャー・デュボアザンという感じです。
原文が持つ魅力を活かしつつ、 日本語独特の世界観をも表現した片山令子氏の訳にもぜひ注目ください。 子供たちだけでなく、大人も十分に楽しめる傑作絵本です!
非日常というかハプニング時って、大人は困るものの、子供は大興奮だったりしますよね。
例えば、大雪の日など。
読み手の子供たちは共感できる部分が多い絵本なのではないでしょうか。
レア感のある1冊にも思います。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子11歳)
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