ぼくの家はかえで荘

虐待をうけた「ぼく」が、親への複雑な思いを抱えながらも、自律的な生き方を求めていく姿を本にしました。
ＬＬブックにすることで、文字の読めない当事者でも、写真や絵・絵記号を通して、自分の置かれた環境の理解や、自分の権利に気づけるようにしています。

◆ＬＬブックとは◆
「ＬＬ」とは、スウェーデン語の「LättLäst」（英語ではeasy to read）の略です。
つまり「ＬＬブック」とは、誰もが読書を楽しめるように工夫してつくられた、「やさしく読みやすい本」のことを指します。
日本語が得意ではない方や、知的障がいのある方をはじめとした一般的な情報提供では理解が難しいさまざまな方にとっても読みやすいように作られています。