朝読に! ケータイくんが運ぶほっこり物語
小学館児童出版文化賞受賞作家の児童よみもの。ガラケー電話ケータイくんが、ひとり暮らしのおじいさんフジワラさんの家にやってきた。ケータイくんがなるたびに家がにぎやかに。そんなある日フジワラさんに危機が!
「古いものを大事に使うと、いいことが起きるんです!」
最新のケータイ電話たちがつぎつぎ売れていく電器屋さん。 でも古いガラケー電話のケータイくんは、 もう一年も売れのこっています。 そんなある日、ひとりのおじいさんフジワラさんがやってきて・・・・・。
携帯ストラップのかわいいお人形「りこじい」も登場して、 笑いあり、事件あり、ほっこりありの心あたたまるストーリー。
小学館児童出版文化賞(『ケイゾウさんは四月がきらいです。』)、 野間児童文芸賞(『きのうの夜、おとうさんがおそく帰った、そのわけは・・・・・』)受賞の 実力派作家・市川宣子さんの最新作です。
夜、寝る前に読みました。30〜40分で、子どもが自分で読みました。中の漢字にフリナガがないのも、ありますが、読めました。
ケータイくんは、古いケータイくん。店頭に置かれたまま、一歳になってしまっていた。
フジワラさんは、○○ちゃんから、手作りの人形をもらって、それを、ケータイにつけたかったから、自分に、お似合いのケータイを買ったんだよ。
物語の最後の方で、フジワラさんのケータイに
オレオレ詐欺の電話がきた。
冷蔵庫や、座布団、なんでも大事に長年使う
優しいフジワラさんが、オレオレ詐欺にあってしまうのか、
どのように終わるのか。
奇跡に奇跡が続くストーリーに感動しました。
ぜひ、読んでみてください。
誰でも面白いと思う本です。
(図書館で借りていますさん 30代・ママ 男の子7歳)
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