カメラマンの父親の取材に同行した悠介は、北京で明明という中国人のおばさんと知り合う。3年後、その明明が、日本にやってきた。まっすぐな性格の明明に振りまわされる悠介。だが、明明には、心に秘めた過去があった。国境を越えた人と人との結びつきをやさしく描く。
小学校高学年の読書にぴったりな1冊に思いました。
主人公の少年が中国で出会った明明というおばさん。
年代も国も違うおばさんによって、少年が想い感じ心の成長をしていく様子はとても素敵です。
自分とは違う環境や過去を生きてきた人を、どう受け止め想うか、人として大切なことに思いました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子11歳)
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