中島種二は、戦前に折紙細工の本を数冊出版した謎の多い人物。 紙を折った後、切れ目を入れてさらに折ることで折紙ではできないユニークで大胆な形を生み出しました。
作品はどれも戦前に考えられたものとは思えないほどかわいくてとてもオシャレ、そして簡単です。 さらにその形に色付けや模様を施すことで、ライオンやお人形など、どこか懐かしくあいきょうのある作品が完成します。
この本では、戦前に発売された中島種二の3冊の原書をもとに、デザインユニットCOCHAEが考えた折紙細工の作り方を紹介します。 作品を「動物」「鳥」「お面と指人形」「人形」「魚」「くらしの風景」にわけて紹介。 全88作品を収録し、そのすべてに手順を追った折図を設けました。
原書ではモノクロが多かった作品ページをすべてカラーで再現し折図の工程で足りない部分は図を増やしてわかりやすくするなど、COCHAEならではの視点で現代風にアレンジしています。
原書の雰囲気を残しながらより実用性が増した、COCHAE流の色やデザインで見せる中島種二の折紙細工の世界。 ぜひとものんびりとお楽しみください。
折り紙。
日本の文化の1つにも感じます。
折り紙自体も百均でも買えるものなので、コストパフォーマンスもいいですよね。
手先の運動にもなりますし。
可愛い作品で楽しく作れます。
親子で折り紙遊び、そんなお家時間もいいなぁと思いました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子11歳)
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