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カエルやウサギ、トカゲにサンショウウオ…犬猫以外のさまざまな動物が、ペットとして飼われるようになってきている今、動物病院にも、さまざまな動物が飼い主に連れられてやってきます。田向先生は、どんな前例のない動物の治療でも、目の前に苦しむいのちがある限り、目いっぱい立ち向かう獣医さん。100種類を超える動物たちとの出会いと別れのエピソードを、ユーモラスに、ときどきしっとりと語ります。
小5の息子が読みました。
田園調布で動物病院を開業する先生のノンフィクションです。
普通動物病院というと、
犬、猫、と、ちょっと小動物という感じですが、
この先生は何でも診察します。
アリクイ、リクガメ、ヘビ、ひつじ。
おもしろかったのは、2センチちょっとのアマガエルの腸につまった小石をとるために、開腹手術をしたこと。
依頼されれば、
どんな生き物も診るし、どんな手術もしてしまう。
診たことのない生き物は、ネットなどで海外からも情報を収集し、
最善を尽くします。
大人が読んでも、子どもが読んでも、新しい発見がいっぱいの、
それはそれは楽しい本でした。 (Tamiさん 40代・ママ 男の子10歳)
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