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柚希は、憧れの幸哉くんと同じ図書委員になった。幸哉くんに注目されようと図書委員会のイベント「ビブリオバトル」に挑戦。上から目線の佑、理系女子の歌音、読書嫌いの陽人たちも参戦し、バトルを開始!勝つことしか考えなかった柚希が、物語以外にも、色々な本があることを知っていくうちに…。憧れの先輩を追って本を読み始めた主人公が、ビブリオバトルを通じてたくさんの本に出会い、図書館と本が大好きになっていく物語。
学校での物語を通じて、ビブリオバトルとはどんなものなのかが書かれています。
この本を読むと、ビブリオバトルのことを今まで知らなかった人や体験したことがない人が、実際に自分がビブリオバトルを体験したような気持ちになるところがいいです。
物語の中で、紹介したい本の名前がいろいろ出てくるのですが、架空の本ではなく、実際に出版されている本が出てくるので、読者は「知っている!!」といった本の名前にたくさん出会えると思います。
物語だけでなく、ノンフィクションや科学の本などもたくさん出てきて興味深いです。
ビブリオバトルを通して、読書の幅が広がること、友達が紹介する本を読んでみたいと思う気持ちなど、知っていただけると嬉しいです。
そして、学校で実際にやってみたいと先生や司書の方々に提案し、実際にビブリオバトルを体験してもらえたらと思います。 (MAYUCLUBさん 40代・ママ 男の子11歳、女の子6歳)
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