みんな大好き、クリスマスの定番曲「ジングルベル」が絵本になりました!
「ゆきを けり のやま こえて くまのおやこが そりを はしらせます」
この絵本の楽しいところは、ジングルベルの歌詞を盛り込みながらストーリーが展開していくところ。
最初は親子4人で乗っていた馬ぞりに、たくさんのお友だちが乗ってきます。 ぎゅうぎゅうに詰まったそりを滑らせるのって、なんて楽しそうなんでしょう! しかも……そこに、あの人も乗ってくるんです。 そう、赤い服の、あの人です!
それから、そりで一緒にプレゼントを配ったり、「あの人」のおうちで一緒にごちそうを食べたり! ああ、クリスマスって、なんて楽しいのでしょうか。 思わず歌ってしまいます。 「こころも いさむよ そりのあそび!」ヘイ!
真っ白な雪景色と動物たちの鮮やかな色彩とのコントラストがにぎやかで、さらに楽しい気持ちを掻き立てられます。 お子さんと一緒に歌いながら読んでみてくださいね!
(洪愛舜 編集者・ライター)
♪ジングルベルの歌詞が絵本になった! かわいいイラストと心地の良い優しい文章が、クリスマスを楽しく盛り上げてくれます! 翻訳家であり家庭文庫を主宰するこみやゆう氏が、子ども達に自信をもって薦められる良書絵本をあつめた「おひざにおいで」シリーズ第3弾!
「ゆきを けり のやま こえて」くまの親子が、そりをはしらせます。おとうさんぐまは、「すべりゆく かるい そり!」と歌いながら、雪の上をすべっていきます。「うたごえも たからかに」こぐまたちも、おとうさんぐまと一緒に歌いました。途中で、うさぎやこぶた、こねこ、アライグマ、アシカ、こいぬ、ダチョウも歌いながらそりにのってきました。「こころも いさむよ そりの あそび! ジングルベル ジングルベル すずが なる! きょうも たのしい そりの あそび オー!」さらにすべっていくと、突然「おぅい、とまってくれ!」という声がしました。一体だれでしょう…!?
かわいい表紙にひかれて読んでみました。あのジングルベルの歌詞がはいった物語なんておもしろい。歌詞のところは、赤く書かれているので、つい、歌いたくなりますね。そして、最後にはちゃんと歌も書いてあるのでやっぱり歌ってしまいます。
ほっこりした楽しい話で、絵もかわいいです。 (あんじゅじゅさん 50代・その他の方 )
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