友人関係に悩んでいた6年生の千尋。自由奔放に見えて、苦手だった祖母と過ごした数日間で、先祖たちの息づかいを感じ、彼女自身が変わっていく――。
続けて息子を亡くし、お地蔵さんをつくったヨシ。農家をでたいハル。すてきな恋にあこがれる律。家出した母をたずねるさつき。祖父の死を受け入れようともがく桐子。本音で付き合える友だちがほしい千尋。立山連峰と栗の木に見守られて続く家の、10代の少女を主人公にしたファミリーヒストリー。
立山連峰と栗の木の下で起きる10代の少女達を主人公にしたファミリーストーリーです。
時代は違えど、思春期の悩みや想いには若さゆえ年頃ゆえの様々な葛藤があるのだな〜と感じます。
小学校高学年くらいのお子さんの読書にぴったりに思いました。
自然の中の暮らしも素晴らしいですね。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子9歳)
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