ダブルスを組む孝司と中山。立ちはだかる敵よりも2人の熱い闘いから、眼が離せない! 第48回講談社児童文学新人賞佳作受賞作
聴覚障害を持つ孝司と病気で頭髪を失った中山は、中学2年生。あるテニスの大会で、この2人がダブルスを組むことになった。猛練習をするが、頑固で負けず嫌いの2人は反発するばかりだ。そして、試合数日前になって中山が雲隠れをしてしまい、とうとう試合当日になってしまった。中山がコートに現れることを、孝司はひたすら信じて待つが……。
耳が不自由で聾学校に通う少年、孝司。
テニスに熱く燃えています。
皮膚疾患を持ち、髪が抜けてしまうという少年、中山とダブルスを組み…。
2人共、表面には出さなくても、いろいろ悔しい思い等があるのだなーと思いながら、読みました。
健常者の彼らに対する見下しは気分が悪いですね。孝司たちの応援に気合が入りました。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子6歳、女の子4歳)
|