小さなむーちゃんは、今日はママになるって決めたんですって。 ママの一日は忙しいのです。 むーちゃんママと一緒に見てみましょう。
むーちゃんは、ぞうのぬいぐるみ・ぞうこちゃんのママになるって決めました。 おんぶしていたらぞうこちゃんはねんね。 さて、ママになるためにおかいものに行かなくっちゃ。
最初に来たのは「おきがえやさん」。 たんすの中をごそごそ。 一番かわいいママのおようふくに着替えて……。 次は「ママのバッグやさん」に到着。 ママはお出かけするとき、いつもバッグを持っていますものね。 なんでも出てくるママのバッグは魔法みたい。 そして、次にむーちゃんが来たのは「かみのけとかしやさん」です。 ママの髪の毛はいっつもきれい。だから、「ママみたいに してくーださい」
むーちゃんは、素敵なママになるためにたくさんお店をまわります。 ぞうこちゃんが起きて泣いちゃったときは、ゆっくりお散歩をしながら、 「むーちゃんは ぞうこちゃんの ママだから いつも よしよし してあげる」 と、やさしく声をかけます。
ぬいぐるみを引き連れた、むーちゃんのおしゃまなママっぷりがとってもキュート。次は どんなお店やさんが登場するのかな? と、想像しながら読むのもとっても楽しいのです 。小さな女の子の目から見るママの姿や持ち物は憧れだし、ママがかけてくれる言葉はお 守りなのですね。毎日の親子のやりとりの中にある、かけがえのないものを再確認させて くれ、優しい気持ちになる1冊です。
(絵本ナビ編集部)
「きょうは むーちゃんが ぞうこちゃんの ママに なってあげるね」。むーちゃんは、ぞうこちゃんをせおって、ママになりました。ちいさなママは、部屋の中をおでかけです。『おきがえやさん』、『ママのバッグやさん』、部屋にはいろんなお店があります。むーちゃんは、ママになりきって、お店をたずねます。最後には『ママがねてもいいやさん』というお店にたどりつきました。ママになりきったむーちゃんとぬいぐるみたちのお話です。
小学校2年生の我が家の娘が一人読みしました。
女の子なら誰でも一度は「ママ」という立場に憧れるとこはあるのではないでしょうか!
そういう意味で、女の子はとても共感できる絵本に思います。
ごっこ遊びが好きな年頃の女の子にも楽しめるお話に思いました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子8歳)
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