おすなばぼしのぴっぴかりんは、どろんこ遊びが大好きです。今日も砂場でいろんなものをつくって遊んでいます。夢中で遊んでいるうちに、ぴっぴかりんは、どろだらけになってしまいました。おとうさんとおかあさんは、ぴっぴかりんにお風呂に入るように言うのですが、ぴっぴかりんは言うことを聞かずに逃げ出します。
走って逃げているうちに、転んで、ごろごろころがって、身体中どろだらけのくろまるだんごに変わってしまいました。おとうさん、おかあさんでさえ、自分だとは気がついてくれないので、ぴっぴかりんは悲しくなって泣き出します。
そこでおとうさん、おかあさんは、くろまるだんごのぴっぴかりんをお風呂に入れることにしました。お風呂に入って、身体を洗うともとのぴっぴかりんに戻りました。
お風呂に入って身体をきれいにすることで、とてもいい気持ちになれることを伝える絵本。しつけを扱った「ほし」シリーズの第3弾です。
お砂遊びであちこち汚れたぴっぴかりんですが、お風呂に入るのは嫌!とお父さんお母さんの言うことを聞きません。
でも、いーっぱい汚れて誰が誰か分からなくなっちゃって・・・。お風呂嫌いなお子さんにうってつけだと思いました。
お父さんたちの優しい対応が素敵なお風呂絵本でした。 (lunaさん 30代・ママ 男の子10歳)
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