あなたの糸はどこへつながっているの? 自分の人生を歩きはじめるすべての人へ
手をのばしてつかまえた1本の糸から、ひとりの少女の冒険がはじまります。 糸はどこへつながっていくのでしょう? 母になること、子どもと過ごす時間、やがて訪れる巣立ちのとき――。
アカデミー賞監督トーリル・コーヴェが、糸をモチーフに、 愛と自立、人生のつながりをあたたかくシンプルにえがきます。
セリフのない映像作品として発表された第17回広島国際アニメーションフェスティバル優秀賞受賞作が、 詩的な言葉をあたえられて絵本になりました。
手を伸ばしてつかまえた一本の赤い糸から出会う母と子。
子供はやがて成長して、少しずつ母から離れ、やがて巣立っていきます。
赤い糸というと、男女の運命の赤い糸を思い浮かべてしまいますが、この絵本では、絆や出会いを連想しました。 (tori.madamさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子4歳)
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