きらびやかな国風文化が花開いていた平安時代。人々は、星の動きから吉凶を占ったり、雨ごいの儀式を行なったり、敵を呪ったりと、様々な呪術の力を信じていた。そんななか、一条天皇や、藤原道長などの貴族たちに絶大な信頼を寄せられていたのが、陰陽師・安倍晴明。謎に包まれた晴明の生涯を、史実に基づきコミック化する。歴史作家として知られる加来耕三氏が、企画・構成・監修を担当する、本シリーズ。本格的な時代考証にもとづいた場面構成と、ドラマチックな物語が楽しめる。また各巻末には、その巻の主人公たちをよく知るための解説や豆知識、年表も収録し、歴史を楽しく学べる内容が充実。歴史学習の入門書としても最適の一冊となっている。
安倍晴明の話でよく聞くような逸話が、時系列に並んでおり、安倍晴明の生涯として描かれています。
おそらく陰陽師としての凄さが際立つような逸話が数多く残されているのだろうことが分かります。
他の伝記物とは違い、波乱万丈だったり凄い功績を遺したといった感じではなく、陰陽師としての逸話集という感じのする内容です。 (hime59153さん 50代・ママ 男の子11歳)
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