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日本で初めて「保育園」と名づけた施設をつくり、明治〜昭和時代にかけて、五千人の身よりのないこどもたちを救った佐竹音次郎。その一生は、ときに立ちどまり、ときに回り道もしながら夢に向かって挑戦しつづけた人生でした――。
やわらかな色調の表紙が美しくて、手に取りました。
保育の父と呼ばれた、佐竹音次郎の物語です。
実は、私は、この方を知りませんでした。
「人のためになる生き方をする」という、ものすごい志の持ち主なのですが
こんな人の奥さんになるのは、きついだろうなーというようなお話でした。
立派な人というのは、その人だけでなく
まわりに助けてくれる人や理解してくれる人がいてこそなのだなぁと思った一冊でした。 (やこちんさん 50代・ママ 女の子15歳)
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