赤ちゃんとお母さんの楽しい1日。いいお天気の今日は、街を通って公園までお散歩に行きましょう。ちょうちょを見て、お空の雲を見て、ママは赤ちゃんに話しかけます。通りで出会った近所のおばあちゃんやネコにあいさつをして、そろそろ公園です……。誰もが経験するやさしいひとときを、ニューヨーク在住の2児の母でもある作者が、美しく安らぎを感じさせる絵で、描きあげました。赤ちゃんに読んであげたあとは、「○○ちゃんも、お散歩に行ったね」「またあの公園に行ってみたいね」と、身近な経験とあわせてお話してあげてください。読んで幸せな気持ちになる一冊です。
最初この絵本を手に取ったときは、正直、絵を気に入ったというよりも、
“ぼうしをかぶっておくつをはいて、こどもがママといっしょにおでかけして、出会ういろんなものにあいさつする・・・”
という、お話の内容に惹かれて選びました。
でも実際読んでみると、挿絵の中にいろんなお花や小物や虫たちが描かれていて、子どもはそのひとつひとつを指差しては喜んでいます。
親の目からすると、ちょっと余分なのでは?と思う挿絵も、子どもにとってはよい刺激になっているみたいで、よかったなと思います。
そして、道すがら出会う、ちょうちょや雲、おとなりのおばあさん、ねこ、ボール、そして同じくらいのあかちゃん、みーんなに「こんにちは」と話しかけるのも、当たり前だけどとっても素敵な内容だと思います。
1歳3ヶ月の娘は、それぞれのページで一緒に「こー。(こんにちはー。)」と言ってお辞儀をしています。(笑)
とても微笑ましいですよ。
この本のおかげか、今日散歩していたら、すれちがったおばさまたちに、自分からニコっとお辞儀をしていました!
ちょっと感動しました!
読めば読むほど味が出てくる絵本な気がします。 (やまももママさん 20代・ママ 女の子1歳)
|