私はいったい、誰の味方なの? 社労士を主人公にした、究極のお仕事小説!
派遣社員から一念発起し、社労士の資格をとった朝倉雛子(まもなく28歳)。 小さな社労士事務所の一員となるが、舞い込んでくる案件は難しいものばかり。
・雇用の新ルールで有期雇用から無期雇用へ! それでも辞めさせたい経営者。 ・年齢を偽って働いていた未成年の従業員が、就業中に怪我をしてしまった! ・人件費を減らすため、残業代を申請しないチェーン書店の店長。そんなのアリ? ・出張中に上司からセクハラを受けたという社員。しかし証言は食い違い…… ・介護問題で時短を望むも、経営者からはアルバイトに戻ることを勧められた!
読んでいるうちにいつにまにか労働問題にも詳しくなれる! ミステリー風味が効いたお仕事小説の傑作です。
|