ぼく、オバケちゃん。パパおばけやママおばけといっしょに森のおくで、しずかにくらしてたんだ。でも、ある日、この森の木をきっちゃおうとする人間がやってきた……。森をまもるために、ぼく、がんばるぞ。ロングセラー『オバケちゃん』の新版。
森の奥でお化けのママとパパと3人で住んでいるオバケちゃんのおはなしです。
次男にしては長めのお話でしたが、いとうひろしさんの親しみのある絵と、楽しいストーリーで一気読みしていました。
森が切り倒されると聞いて、お化けが出現すれば売られないと思ったお化けちゃん親子
ところがそれで、人間はひと儲けを考えます。
ところどころに、森林伐採の問題や人間の欲について考えさせる場面もありました。
オバケ一家の、人間以上に人間味あふれるところが良かったです。
お父さんは一人で晩酌より、のみあいてがほしかったりとくすっと笑えました。
シリーズ化されてるようで、次を読むのを次男が楽しみにしています。 (きゃべつさん 40代・ママ 男の子10歳、男の子7歳)
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