復興支援、全農改革、国会改革、初入閣――。 次代のエースと嘱望され、2019年の内閣改造で環境大臣として初入閣した小泉進次郎。 だが政治家として何を考え、変えようとしているのかは必ずしも伝わっていない。 本書は、秘書時代から今日まで、変容する日本政治のなかで小泉進次郎がどのような役割を果たしてきたのかを明らかにするもの。選挙の「人寄せパンダ」役やメディアでの発信、表舞台での言葉から創られた「虚像キャラ」を離れ、永田町の密室、政権与党の中枢で権力の何を見て、どう考え、行動してきたのか、実像を掘り下げる。 親子二代にわたって取材してきた記者だから描ける骨太のノンフィクション
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