ニワトリのコッコねえさんに、待望の赤ちゃんが生まれました。けれど、白くてくてちっとも自分に似ていません。びっくり仰天して大騒ぎしていると……。無邪気な明るさが幸運を呼びこんだ、十二支の「トリ」の昔話。
沖縄の竹富島に伝わる昔話だそうです。
あとがきによると、にわとりは霊鳥として、昔から崇められいるそうです。
でも、このお話では、とてもそうは思えないほどのおっちょこちょいぶりです。
でも、どこか憎めない愛嬌があります。
人間にとっては昔から家畜として大切な存在です。
身近な存在のお話で、たのしく読めると思います。 (おるがんさん 40代・ママ 女の子14歳、男の子12歳)
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