禅が教える、美しい生き方、そして逝き方
どのような生き方をすれば、 心安らかに、思いを残さず、潔く逝けるか―― 誰もが模索していることではないでしょうか。
書名の「定命(じょうみょう)」とは禅の言葉。 私たちはふだん、「寿命」という言葉を使いますが、 禅では「定命」といって、 人の命の長さは生まれたときから定まっている、と考えます。
この本には、定まった命をどう生きるのかの 禅的メソッドが具体的に記されています。
◎百年の命も、たった数秒の命もまったく同じ価値がある ◎人は二度死ぬ ◎欲張るほどに、心は貧しくなる ◎一病息災で生きる ◎「長生き」を目標にしない ◎自分史を書いてみる ◎生前戒名を授かる ◎体力よりも元気をつける ◎動けなくなっても、幸福はそこにある
人生100年時代を生き抜く終活読本として、 読んだらすーっと心が軽くなって、力がわいてきます。
【編集担当からのおすすめ情報】 本書は、ベストセラー多数の著者がはじめて語る「死」をめぐる考察です。 「よく死ぬ」ことと「よく生きる」は不可分であると著者はいいます。 この「よく」の意味をつきつめると、 「誰の中にもある仏性という、一点のくもりもない、 清らかな心に気づき、一歩、一歩、それに近づいていくことだ」 といいます。 そのためには、我欲や執着、妄想といった「煩悩」を 削ぎ落とすこと、手放すことが必要であると。 私も肝に銘じ、悪い感情にとらわれそうになったときは、 著者の言葉を思い出すようにしています(できないこともあるのですが…)。 すると、自分から自由になれる感覚があり、気持ちが楽になるのです。 ぜひみなさんも変化を「体験」してみてください。
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