日本人の心に根付く武士道の精神が、あらためて注目される昨今、 最も有名な武士道書といえるのが『葉隠』である。
「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」
この一節を知る人も多いことだろう。
『葉隠』は、武士の心得を説いた武士道書ではあるが、 実は『葉隠』の内容は非常に具体的であり、仕事や日常生活に即した実践的な思想書としての側面があり、現代を生きる我々にとっての仕事や人生の指南書ともいえる。
本書は、『葉隠』の教えの中から、 「人生」 「仕事」 「言葉」 「対人」 「組織」 「日常」 「修行」 などの教訓・言葉の数々を紹介する。
あわせて現代をサバイブするうえで必要なビジネスシーンでの考え方や行動はどうあるべきかを盛り込みながら解説する。 さらに、古今東西の偉人の名言、エピソードなども交え、言葉や教訓を現代に引きなおして、読者が自らのビジネスや生き方において、どう実践していけばよいかをわかりやすく説明していく。
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