自分らしい仕事とは、何だろう。
わかりやすいとは、どういうことだろう。
NHKの駆け出し記者時代、記者キャスターへの起用、「週刊こどもニュース」のお父さんになってから、そして独立を経て今まで。 「わかりやすい解説」といえば池上さん。そのように言われるようになるまでに、試行錯誤を重ねながら、どのように自分ならではの仕事をつくりだしてきたのか。率直に綴った自伝的仕事論&メディア論。
【目次】 1 深夜にニュース原稿を書き写した 2 文章の中の「私」について考えた 3 テレビの表現の基本は現場リポートで学んだ 4 企画書は、読み手の頭に映像が浮かぶように 5 昭和から平成への移行は皇居の中で 6 記者からキャスターに 7 「こどもニュース」を担当した 8 「チームで働く」ことを学ぶ 9 誰もが「わからない」と言っていい現場 10 独立を考える 11 フリーランスになった 12 コメントをする仕事で戸惑った 13 忖度と空気 14 選挙特番のキャスターになった 15 「人の話を聞く」ということ 16 新聞をめぐる連載で考えたこと
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