向井航、小学六年生。東京の強豪スイミングクラブで、速くなることだけを目指して打ち込んできたが、ある日を境に挫折し水泳から遠ざかっていた。そんなとき、引っ越した佐渡で出会った同級生の海人・信司・龍之介の三人は、地元のプール存続のため、航を水泳に誘ってくるが……。 荒ぶる十代の熱が水の中を疾走する、佐渡が舞台のガチ青春競泳小説!
プロローグ …3 1.水泳はチームプレー!? …7 2.おれと勝負しない? …31 3.一センチ先の世界 …83 4.オレ様 …119 5.限界の先なんてあるのかよ …181 6.佐渡市小学校水泳競技大会 …231 7.おれたちの泳ぐ意味 …293 エピローグ …353
夏休みの1冊にぴったりな1冊に思います。
昨年からコロナ禍で、夏のプールも中止や自粛の地域もあるので、子供達にはこういう本を読んで、思いっきり擬似体験してほしいようにも思いました。
何も不安もなく安心してプールに入れる海に行けるなど、そういう環境に早く戻ってほしいと願いながら。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子11歳)
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