1巻目のお話の主人公は、小さな女王バチのマルグリット。女王様なんて、つまんないとある日こっそりお城を抜け出します。ところが、いじわるないとこにおきざりにされちゃって!? 自分の気持ちとできること、まわりの心配とその理由。自分の気持ちを優先するだけではダメ。子ども自身の「やりたい! でも、本当に大丈夫?」を引き出す絵本です。
ヴィオレットが担当するお花、すみれを探し続けるお話です。
一生懸命探しても近くで見つからずに別の場所で見つけられるのですが、人間の人生の中で、自分がみつけたいものを得るために今いる世界を破って次の世界や別の世界に求めにいくことに重ね合わせて読みました。
ヴィオレットのように、最後は自分のモノにしてすみれも自分もお互いが幸せになれる状況を作り上げられるのが理想的で、そのために頑張るのだなと再認識しました。
まだそこまでは難しいかもしれませんが、絵本で感覚的に概念をもてたかなとおもいます。 (ミュさん 30代・ママ 男の子2歳)
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