無駄なようで大事なモノ。 日本文化に欠かせない、不思議な存在のすべて。 <巻末収録 妖怪年表 最新版>
世に溢れ、いまも増殖を続けている“妖怪”。 日本人が幼いころから親しみ、時代とともに新しい枠組みを獲得し続けているこの不思議な存在は、どのように人々の心に育まれ、進化してきたのだろうか。 伝統文化、アニミズムから、玩具、特撮、オカルト、UMAに至るまで、さまざまな例を引きながら、その真相に迫る。 “妖怪”が世の中で繰り広げている「宴」を愉しみ、意外と開けにくい“妖怪”の「匣」の蓋を少しだけ開けてみる、妖怪好き必読書。
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