理系が苦手という文系にこそ読んでほしい! 勉強や受験に使えるヒントからAI時代を生き抜くヒントまで、中高生が抱える問題を解くために必要な「理系センス」の身につけ方をわかりやすく解説します。
「理系センス」というと、自分には無縁なものと感じる人もいるのではないでしょうか。 「自分は数学が苦手だし、理系センスなんてぜんぜんない……」 「大学は文系の学部に進むつもりだから、あまり必要ないかも」 そんな声も聞こえてきます。 私は、そんなみなさんに、「理系センスは身につけておいたほうがいい」とお伝えしたいと思っています。 「理系センス」とは、理系的なものの見方や考え方といったもので、文系の人でも身につけることが可能なものです。そして、理系センスを身につけることは、問題の「解決力」を高めることにつながります。 何か問題に直面したとき、「数字を使う」「論理的に考える」などの理系センスを働かせることにより、問題を解決する道筋が見えてくることがあります。 受験や勉強のこと、進路や将来のこと、恋愛や人との交流に関することなど、あなたがいま悩んでいること、そして、これからの人生で直面するさまざまな問題は、もしかしたら理系センスで解決できるかもしれません。 この本では、そのヒントについてお伝えしていきたいと思っています。
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