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鷹から名前を変えないと殺すと脅されたよだかは、自分も虫を殺して(食べて)生きていることを思い、このような悲しみの関係から逃れたいと願って、遠い空へむかう。
宮沢賢治の「よだかの星」のお話は、いろんな作家さんが絵本にしていますが、それぞれに個性があって、同じテキストなのに随分違った印象がしたりするのが不思議で、いろいろと読んでいます。
こちらは村上康成さんのポジティブなイラストで語られるので、優しく明るい雰囲気です。
字も大きく難しい言葉には脚注がついているので、低学年の子が一人よみするのにぴったりだと思います。
「宮沢賢治のおはなし」シリーズとして、他にも作品があるようなので、いろいろ読んでみたいです。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子15歳、男の子13歳)
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